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古地留知夫のビヨンド 01
「IT(前・後編)」
’90米
正体不明の殺人鬼イットを倒そうと誓い合う7人の子供達。
一時は勝利を収めるが…


「ザ・スタンド(前・後編)」
’94米
細菌兵器によって死滅した世界。
生き残った人々は何者かに導かれて集まる。

 
2作品ともスティーヴン・キング原作によるTVシリーズのビデオ化。
2作品にストーリー的なつながりは、全くありません。
じゃあ何故、並べて紹介しているのかと言うと、この2作品には
恐ろしい共通点があるのです。それは、前・後編2本の内の
前編はとてつもなく面白いのに、後編はあ〜ぁ、なのです。
キングの長編ドラマはそういうのばかりです。不思議です。
「ピクニックatハンギングロック」
ピーター・ウィアー監督’75豪
★★★★
課外授業でハンギング山へピクニックに出かけた
女学生たちの内4人が失踪する。
誘拐犯と疑われた青年の必死の捜索で
1人は見つかるが…彼女は口を閉ざし何も語らない。


1900年、オーストラリアで実際に起きた事件の映画化。
漫画家(タレント)の蛭子能収が大推薦してたので見ました。
名監督の作品だけに、古地には格調が高すぎます。
映像がとてもキレイです。古地は実録モノには弱いのです。
あ〜真相が知りたい。
「マーダロック」
(TV放映タイトル「デビルズダンシング」)

ルチオ・フルチ監督’85伊
★★★★
ダンス学校の生徒達が次々と殺されていく…
誰が何のために?


フルチ作品にしては、映像がキレイです。
キース・エマーソンのBGMも軽快でフルチっぽくないです。
美女がいっぱい出てます。やっぱりフルチです。
「ハロウィン4」
’88米
★★★★★
前作「ハロウィン2 ブギーマン」から10年後、
昏睡状態だったブギーマンが甦り、
妹ローリーの娘ジェイミーを襲う。


お薦めです。前半はいつも通りの展開です。
が、ラストがいいです。この後、一体どーなっちゃうんだろうと
期待度どアップです。「ハロウィン5」も同時発売だったので
すぐにレンタルして見ました。ところが…あ〜ぁ。
「サマーキャンプ・インフェルノ」
’83米
★★★★
海水浴を楽しんでいたアンジェラ一家に、
暴走したボートが突っ込み、父と双子の兄が死ぬ。
独りぼっちになったアンジェラは、
同い年の男の子がいる親戚の家に引き取られる。
2人はすぐに仲良くなり、一緒にサマーキャンプに参加する。
陰気なアンジェラはいじめに遭うが、
彼女をいじめた者は次々と惨殺されていく…


映画としての完成度は、ものすごーく低いです。
でもガマンして見続けましょう。やがて驚愕の結末が・・・
サスペリア2」みたいにヒントがいっぱい、ちりばめられてます。
(でもアホの古地は全然、気づきませんでした。)
ラストシーンの凄さは天下一品です。夢に見ちゃうかも
「ゾンゲリア」
ダン・オバノン脚本'81米
★★★★
町の異変に気づいた保安官ダンは、
調査していく内に人々がゾンビ化していってる事を
突き止める。そして、彼の身近な人までもが…


これぞ、究極のラストです。が、しかし、
間抜けなことに、古地は結末を知っていたのです。
映画解説本に書いてあったのを読んじゃってたんですよね。
ヒドイよ。(泣)   で、全然楽しめませんでした。
知らないで見てたら、絶対面白かっただろうなぁ。
あ〜ぐやじい!

「シャドー」
ダリオ・アルジェント監督’82伊
★★★★
推理小説家が、自分の小説どおりに起こる
殺人事件の犯人をローマ警察の名警部と共に追う。


ジュリアーノ・ジェンマ、ジョン・サクソンら名優が出演する
本格サスペンス。BGMがいいんだよね。
カメラワークもメチャメチャ凝ってます。
これをB級なんていうと怒られちゃうんだろうなぁ。
残念なのは、真犯人が容易に判っちゃうトコ。
って、それじゃダメじゃん。
「ザ・リッパー」
ルチオ・フルチ監督’82伊
★★★★
ニューヨークに現れた切り裂き魔。
ドナルド・ダックの声色を使い
女性たちを切り刻んでいく…。


殺人シーンの描写が凄まじいので、日本ではホラー扱いだけど、
イタリア本国では、ただの刑事ドラマなんだろうなぁ。
BGMも軽快で「太陽にほえろ」を見てるみたいです。
でもこの曲、古地は結構好きなんですよね。
「新サスペリア」
'86伊
★★★

「ミッドナイト・リッパー」
'86伊
★★
2作品とも1985年、イタリアで実際に起きた
同じ猟奇連続殺人事件の映画化。

 
同じ事件の映画化なので見比べてみるのも面白いよ。
古地は、ホラー色の強い「新サスペリア」の方が好きです。
「インフェルノ」
ダリオ・アルジェント監督'80米
★★★★
魔女の秘密が書かれた本を読んだ人間が
次々と殺されていく…


全編オカルト色一色で、本来苦手なのですが、
何故かグイグイと引っ張られていくんだよね。
脇役とはいえ、結構重要な役で
エレオノラ・ジョルジが出演してるのが嬉しい。
古地留知夫のビヨンド 01

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