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蔵の助さんのレビュー
01

「ソランジェ」
ロンドンの女子高で連続殺人事件が発生。
殺し方が女生徒の股間にナイフを突き立てるという惨忍な物。
犯人に疑われた体育教師は独自に調査を始める。


イタリア・ジャーロです。アルジェントでおなじみの黒皮手袋登場です。
でも監督はマッシモ・ダラマーノ
撮影はあのエロの帝王ジョー・ダマト(変名でアリスティーデ・マサチェージ)。
悪墓のクリスティーヌ・ガルボも出ています。
犯人は途中でわかりましたが、極上の猟奇ミステリーですよ。
「バタリアン・リターンズ」
ミンディ・クラーク主演
アメリカ軍の基地でトライオキシンを使ったゾンビ兵器実験が行われる。
所長の息子カートは父親の入門証を盗み恋人のジュリーと忍び込み、
その現場を目撃する。実験は失敗、ゾンビを制御出来なかったのだ。
その夜カートは父親と転勤の事で口論となり駆け落ちする。
その途中でバイク事故を起こしジュリーを殺してしまう。
その時、1枚の入門証が目の前にあった。…


トライオキシンという点では1、2と関連はありますが、
ゾンビ物というより悲恋のラブストーリーという感じですね。
ジュリー・ゾンビの空腹感を癒す為の自虐的・マゾ行為、
バンキッシュな出で立ちが素晴らしいです。
「血の唇」
1970 ダンカーティス監督
墓場の地下室から、ある男が宝と間違えて吸血鬼の棺を開けてしまう。
200年ぶりに蘇った吸血鬼バーナバス


通常の吸血鬼と異なり棺の鎖さえちぎれない弱い吸血鬼。
人間の時の心を失わず「早く人間になりたい」と願う吸血鬼。(妖怪人間べム?)
恋の邪魔者は始末する吸血鬼。かなり人間的な設定で、
ラブ・ロマンスに仕上げられた作品です。
バンバイヤの恐怖よりも嫉妬心に狂った女性の方が、コワッと思いましたよ。
「セクシー・スプラッター死霊の生首」
1988 原題The American Scream
雪山にバカンスに向かう家族5人と息子のツレ。
非常に親切な地元の人に迎えられたが、
初日の夜殺人が起きる。ここは子供のみを殺す街だった。


最初から最後まで訳がわからない展開。
伏線かと思わせるのですが何も繋がりません。
見終わった後にホラコメと知りましたが、笑える所も無いし…。
しいて言えば、おっちょこちょいの親父でしょうか。
サイテーにつまらんかった作品です。お勧めはできませんね(笑)
「燃える昆虫軍団」
1975 99分 原題THE BUG
地震による地割れから火を噴く昆虫ファイヤーバグが出現。
妻を殺された博士は復讐心に燃え研究を始めるが科学者の本能か、
ファイヤーバグとゴキブリを交尾させ新種を作ってしまう。


前半は親バグ、後半は生肉喰いの子バグが登場です。
妻を殺した親バグを子バグが殺す時の
ブラッドフォードディルマンの演技がいい。
復讐が終わった喜びと妻を亡くした悲しみの表情…いい演技でした。
昆虫のドアップも不気味でした。
ストーリーは面白いですが血はあまり飛び散りません。
今は亡き製作者ウィリアム・キャッスルの遺作です。
「ギャラクシー・オブ・テラー恐怖の惑星」
帝王の命令で、惑星モガンサスで消息を絶った宇宙船を捜索する一行。
その惑星には巨大な磁力を発生するピラミッドがあった。
そしてその中にはエイリアンが…


ロジャー・コーマン製作です。結構スプラッター、レイPもあるので、楽しめます。
特撮はチープですが、テンポよく殺されるので◎。
キャラも技術部長兼医者のエルム街のフレディことロバート・イングランドや
無謀な女船長、超感覚者、手裏剣を投げる大男と盛りだくさんで面白いです。
しかし蛆の巨大生物は服を脱がすのは上手かったなぁ。感心感心。
「ゾンビ・アイランド・マサカー」
カリブ海のサンマリー島にツアーに出かける一行。
現地のゾンビの儀式を見学した後、
バスが故障し、ガイド・運転手共に失踪してしまう。
そして謎の殺人者が登場する。


殺人はこっているものの、いかんせん画面が暗すぎて見づらいです。
トラップ、撲殺、首チョンバ有り。
しかし、あのラスト?疑問の残るラストでした。
原題はゾンビの島の虐殺ですが、
ゾンビのカニバルシーンどころかゾンビは出てきません。
伏線っぽく邸宅内に「カニバルの本」があるが、それだけであり意味無しです。
これなら「ゾンビ99」の方がましです。呂絵もふんだんにあるし。
まあ、ゾンビの登場が少ないのはいただけませんが(笑)
「ダーク・ビヨンド死霊大戦」
ネクロノミコンから伝説の怪物が出現。
カーターと友人ハワードとウォーレン教授は怪物に乗り移られた
300年前の女性アライダにインシュリンを打ち分離に成功。
しかし分離して生きられない怪物はアライダを追ってきた。


アライダ(マリア・フォード)の髪がもう少し短かったら見えたのに。
残念至極。
「セッション9」
1985年に閉鎖されたダン精神病院に石綿除去チームが工事に訪れる。
1週間という短納期の仕事なのだが、日が経つにつれ1人1人の過去が暴かれ
人間関係がこじれていく。そして殺人が…


全編じとっとした陰気さが漂う作品です。
病院の廃虚と化した雰囲気は下手な幽霊屋敷よりも迫力ありました。
「宇宙異獣体トランザリアン」
宇宙船で航行するジョン。
友達からのバースデイと思った伝送女は悪の化身だった。
そうとは知らず寝てしまい、彼も伝染病のように変身していく。


女優のLISA LARGLOISは綺麗でした。
クリーチャー全身で登場は最後にちらりですが、
しょぼかったです。ショッキングな場面も無いですし、
低予算の典型みたいな映画でした。

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