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蔵の助さんのレビュー
02

「ミイラ転生 死霊の墓」
紀元前3000年、エジプトで亡くなったサフィラムン王と従者が現代に蘇り、
撮影隊とモデル姉ちゃん、盗掘者たち、地元住民に襲いかかる。


ミイラは王だけで、従者はタールマンもどきのゾンビ状態。
噛み付いて内臓を引きずり出して食べまくりです。
ビデオは全体的に画像が暗く、結婚式のシーンくらいが鮮明に見れただけですね。
原題はdawn of the mummy
1981年の映画ですので、ロメロのゾンビの影響がわかります。
ナタで頭かち割りとか…ただしゾンビじゃ無く、人間がやられるんですけど(^〜^)
「クリープス」
ミンディ・クラーク主演
アメリカ軍の基地でトライオキシンを使ったゾンビ兵器実験が行われる。
所長の息子カートは父親の入門証を盗み恋人のジュリーと忍び込み、
その現場を目撃する。実験は失敗、ゾンビを制御出来なかったのだ。
その夜カートは父親と転勤の事で口論となり駆け落ちする。
その途中でバイク事故を起こしジュリーを殺してしまう。
その時、1枚の入門証が目の前にあった。…


映画自体はまずまずですが、パロディ・センスは面白いです。
随所にいろんな映画が出て来ます。
監督の趣味かな?女性の名前がシンディ・クローネンバーグ
話はスラッグスSFシーバース。極めつけが
劇中でゾンビ猫の事を「ナイトオブザリビングデッドキャット」と言っています。
…しかし字幕で「死霊のいけにえ猫」と訳している。
この字幕は勘弁してほしかったです。ガクッ
あと人肉を喰うシーンがないので「ゾンビ映画」とは言えないです。
「血みどろの入江」
海辺に住む女が何故か夫に殺される。そしてその後、夫も何者かに殺される…。

マリオ・バーヴァのゴシック調ではなく、推理物っぽく始まります。
観客に考える隙を与える間も無く、次から次からへと殺人連鎖です。
登場人物も多く、こりゃアガサ・クリスティか?と思わせます。
今見れば普通ですが1971年の作品にしては強烈なスプラッターシーンです。
アメリカ公開時は「鮮血の美学2」として公開された作品。って事は、
ショーンSカニンガムはこれ見て13金を思いついたのかな?と思います。
アフリカン・リズムとシンセが不気味さを増幅させますね。
「エイプリルフール・鮮血の記念日」
4月1日、ある島の豪邸を相続するマフィンは
週末に友達を8人呼びパーティーを企画するが、謎の殺人者が現れて…。


スラッシャー物ですが直接の切り刻まれるシーンは少なめの為、少し不満です。
殺人後の見せ場は有ります。ホラー色よりもサスペンス・タッチが強いかも。
夕暮れにベルが鳴る」のフレッド・ウォルトン監督による殺人鬼ホラー。
「犬神の悪霊(たたり)」
ある山村でウラン鉱脈を見つける加納ら3人。
その時、祠を壊し犬をひき殺してしまう。
半年後、加納は村の娘と結婚するが犬神のたたりが始まる…


日本のエクソシズム:除霊のシーンや、
魔女狩りを思わせる犬神お封じは陰惨な雰囲気。
思ったよりも血ミドロも有ります。犬神の怨霊と女の情念が入り混じる103分。
展開は早く、一気に見させてくれます。セリカLB1600GTが懐かしい。
「ゾンビ・ドローム」
麻薬捜査官がozoneというヤクの元締めを捕まえるべく張り込みするが
その内の1人が逆にヤクを打たれてしまう。
その薬は人間をモンスターに変える、進化させる薬だった。


冒頭の頭の爆発シーンはスキャナーズばり。
日本題のゾンビというよりジャンキー・モンスターという方が正しいですね。
だって、このモンスターは生きる屍ではなくて、意識も思考も出来るのだから。
特殊メイクはショボイし、チープそのもの。 
「13サーティーン」
スポーツくじで当たった懸賞金を巡り
隣人軍団対不動産屋の中年女のバトル話。
サスペンス&コメディ。


笑えるのはダースベイダ−・オタクのキャラですかね。
よくあんな中年女の裸を覗き見て×××(*o*)
でも殺人シーンは中々いけていますよ。 
「江戸川乱歩の陰獣」
監督:加藤泰
主演:あおい輝彦、香山美子
寒川は推理作家。偶然知り合った小山田静子は彼のファンであった。
その後、静子の元に同じ推理作家の大江から(現在失踪中)脅迫状が届く。
大江は静子の昔の彼氏だったのだ。
思い余った静子は寒川に相談し行方を探し始める。


推理物としては良い出来で面白いですが、
乱歩の幻想世界の表現はやはり難しいかも。
劇中の演劇にて一生懸命表現しようとしているが、
SFXに慣れた眼にはいささかションボリっす。
SMシーンも香山の苦悩の顔はΩΩΩですが裸が無いぞ。ゴルゥア!
インパクト弱いね。もっと激しくやって欲しかった。 
「江戸川乱歩の殺人鬼 蜘蛛男」
監督:山本弘之
主演:藤田進、岡譲司、宮城千賀子、川上敬子
女性の人肉石膏付け殺人死体が発見される。
犯人は新聞で蜘蛛男と名づけられる。
警察は畔柳博士に助言を求めるが1人、2人と犠牲者が増えていく。
そのころ名探偵・明智小五郎は東南アジアから帰国し捜査に参加する。


ここでも乱歩の幻想地獄絵図が見所のポイントです。
今の技術でリメイクしたら面白い題材だと思うのですが。 
「恐怖奇形人間」
石井輝男監督 1969年 100分
記憶を失った広介(ひろすけ)はなぜか精神病院に収監されていた。
何とか脱走しておぼろげな記憶を頼りに故郷らしき裏日本へ向かう。
向かう電車の中で自分と瓜二つの富豪・菰田の死を知り、
彼の替え玉になりすます事を決意。
その菰田の父・丈五郎は奇形人間だった。


奇形人間の丈五郎は痩せ型麻原か?キリストか?狂人そのものです。
フリークスも顔面ただれ男、山羊女、人工シャム双子
(劇中でシャムふたごと言っていますので、この表現を使用)、
エロチックな銀粉女、不倫、近親相姦なんでも有りの映画です。
強烈なのが回想シーンの愛人の腐肉を食うカニですね。
エル・ゾンビの元祖?)ココは残念なのは白黒でなくカラーで見たかったス

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