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古地留知夫の「トリビアの泉」

ホラ〜ファンの皆様には何の得にもならない
ムダ知識(トリビア)である
麻雀劇画の世界」をご紹介いたします。
第1打
牌の魔術師1974発刊
阿佐田哲也原作・北野英明作画



原作は雀聖と讃えられた阿佐田哲也
(正体は直木賞作家の色川武大。)
作画は「サイボーグA」の北野英明

「巨人の星」で野球を、「キャプテン翼」で
サッカーを始めた少年たちのように
この作品の影響からプロ雀士を
志した若者がどれほど生まれたことか…。
第2打
天和無宿1974発刊
原作は故・阿佐田哲也
作画は「牧口先生」の北野英明



牌の魔術師」と同じく短編シリーズを収録。
(阿佐田哲也の小説はこの手の短編が多い)

高度成長時代、
麻雀という博打にのめり込んでいった
アウトローたちの姿を描いている。
第3打
「麻雀放浪記 青春編」全3巻(未完)
原作 阿佐田哲也 作画 北野英明
黄金コンビが贈る、初の長編劇画。



戦後、間もない東京で「坊や哲」「ドサ健」「出目徳」ら
ホンモノの麻雀打ちたちが命を賭けた闘牌を繰り広げる。

真田広之、鹿賀丈史、大竹しのぶ主演で映画化された。
公開当時、新宿歌舞伎町東映へ観に行った。
劇場内はその筋のオッチャンどもで超満員。
帰りはそのままフリー雀荘へ…(笑)
第4打
「はっぽうやぶれ」
沈黙の艦隊」のかわぐちかいじ作。



実在するプロ雀士、小島武夫を
モデルにした半ドキュメント作品。
一世を風靡した「麻雀新撰組」の
活躍を余すところ無く描いている。

連載中に、有名な「八百長事件」が起こり、
最終巻はその影響を受けた内容になっている。

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