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古地留知夫のビヨンド 04
「わたしは目撃者」
ダリオ・アルジェント監督’70伊
★★★★
盲目の老人が殺人事件に遭遇。
そのせいで謎の殺人鬼に狙われる。
本格サスペンス・ホラーの傑作です。
発想もさることながら、映像テクニックも巧みです。
さすがはアルジェント監督!
ただの変態ではありませんね。
ざーとらしい邦題を何とかして欲しいです。
「九尾の猫」の方がいいぞ。
「処刑ライダー」
’86米
★★★★
兇悪な暴走族を次々と血祭りに上げていく、
黒ヘルメットのライダー。彼の正体は?
チャーリー・シーン主演。
「ツイン・ピークス」のシェリリン・フェン出演。
クリント・イーストウッドの
「荒野のストレンジャー」に似た感じの傑作。
仕置人っぽいストーリーは、やっぱり面白いです。
更に正体不明ときたら、モーたまりません。
お薦めです。
「デモンズ」
ランベルト・バーバ監督’85米・伊
★★★★
ホラー映画を上映中の映画館内で
観客が次々とゾンビ化する。
面白いデース。とてもランベルト監督作とは思えません。
あれっ?脚本・製作がアルジェントだ!ふ〜ん、そういう事か。
なるほど。因みに続編の「デモンズ2」はもっと面白いです。
おっ、それもアルジェント脚本・製作だぞ。う〜ん、なんだかなぁ。
「デューン砂の惑星」
’84米
★★
王位継承権を巡る惑星戦争を描く。
フランク・ハーバート原作。監督デビット・リンチ。
壮大なるスペース・オペラの大傑作、ならぬ大失敗作。
リンチ監督に大金を渡したら、どうなるかがよーく解ります。
カイル・マクラクランもこんなのでデビューを果たし、
どーなる?って言われてましたが、
「ツイン・ピークス」で見事、返り咲きました。
「ジャージー・デビル・プロジェクト」
’98米
★★★
謎の生物ジャージー・デビル探索に出発した
TV局員たちが惨殺体になって発見される。
一人だけ生き残った局員が逮捕されるが…。
「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」より先に制作された類似映画。
「ブレア〜」より面白いらしいです。(実は「ブレア〜」を未だ見てない…)
確かに作りは安っぽいけど、けっこういいんじゃないかな。
少しずつ、真犯人の映像が解明されていくシーンは、
ケビン・コスナーの「追いつめられて」に似ててgood。
ラストのいきなり真犯人登場にはビックリ。
「8mm」
’99米
★★★
探偵のトムは、大富豪の未亡人から、夫の遺品にあった
スナッフ(殺人)フィルムの真偽を確かめる調査依頼を受ける。
「セブン」のアンドリュー・ケビン・ウォーカー脚本。
ニコラス・ケイジ主演。本格スリラー映画であると同時に
アメリカの性風俗がよく解るインモラルムービーでもあります。
このような恐ろしいフィルムは本当に存在するのでしょうか?
もし、現存するとしても、我々、一般人には所有(購入)
することなど到底不可能でしょう。ということは…。
「エクソシスト」
’73米
★★★★
12歳の少女リーガンを救うため、
カラス神父は悪魔祓いを始める。
「エクソシスト3」
’90米
★★
謎の猟奇殺人事件の陰に、
死んだはずのカラス神父が…。
オカルト映画の原点とも言える不滅の大ヒット作。
リーガンの首が一回転するシーンとか、緑の反吐を吐くシーンなど、
(超〜怖い)見所がいっぱい。「3」は正統な続編にも関わらず、
全然、面白くないのだ。評価★1つでもいいくらいの駄作でした。
やっぱり映画は映画屋が作らないとイカンですよ。
「トラウマ鮮血の叫び」
ダリオ・アルジェント監督’92米
★★★★
少女オーラは、残虐な殺人事件を目撃したため、
精神を病んでしまう。
天才ダリオ・アルジェント監督が、愛娘アーシアを主演として
起用した、本格サスペンス映画。犯人探しありです。
自分の娘を脱がせちゃうなんて、やっぱり変態親父ですね。
「悪魔のえじき」
’78米
★★★★
バカンスを楽しんでいた女性が集団レイプされる。
彼女は復讐を決意する。
1977年、アメリカで実際に起こった事件の映画化。
残酷というよりレイプシーンが凄かったため、
日本公開時は成人指定になってました。
「黒い太陽七三一 」
’88香港
★★★
第二次大戦中に満州の731部隊がおこなった
虐殺実験の映画化。
日本では決して作られる事のない、実録モノです。
中国人やロシア人捕虜を人体実験に使い、細菌兵器などを
開発していた石井部隊の真実に迫ります。
我々、日本人はどれ程、アジアの人々に非道い事をしてきたのか。
古地留知夫のビヨンド 04
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